尿検査をおすすめします

皆さんがご存知のように、ヒトの医療では内科を受診すると、まず検尿から始まります。
それは尿から得られる情報が多いからです。これは動物の医療でも同様です。
泌尿器の感染症、炎症、微量の出血、結石、腎臓の機能障害、糖尿病など、多くの情報を得ることができます。

最近の犬猫の泌尿器科の大きな問題にシュウ酸カルシウム結石による尿管閉塞があります。
左の写真の中の宝石のようにキラキラ光っているものが尿沈査の中のシュウ酸カルシウムの結晶です。
右の写真は、同じ標本の中にいくつもできたシュウ酸カルシウム結晶の塊です。これが結石の始まりです。
腎臓にできたシュウ酸カルシウムの結石が腎臓と膀胱をつないでいる細い尿管に落ちて詰まってしまい、尿が出なくなる病態です。
飼い主様の気が付かないうちに片側の尿管が詰まり腎臓が壊れて萎縮してしまった状態で反対側にも尿管結石が発生します。
腎臓は2つありますから、両方が壊れて初めて血液検査に引っかかるような高窒素血症が現れます。
飼い主様が異常に気がつかれた時点ですでに両方の腎臓が壊れてしまっているわけです。

選んだ餌が合っているかどうかの判定は、動物が食べてくれる、吐かない、下痢しない、だけではありません。
尿にミネラルの結晶が検出される場合には結石が形成される危険性が予見されるので別の餌をお奨めしなければなりません。
当院では、尿検査を受けられる方に尿検査用の容器をお渡ししていますので受付でご用命ください。

検査について

子犬子猫の先天性疾患簡易検査

ワクチンその他で来院された子犬、子猫ちゃんには、先天性疾患の検査をお奨めしています。
先天性疾患の発生率は低いですが、不幸にして障害を持ってうまれてくる子犬、子猫ちゃんがいることも事実です。
本院で出来る検査は、通常の身体検査に、超音波検査による内水頭症と肝臓の血管の奇形チェックをあわせておこないます。

中高年犬猫の心臓病、腹部腫瘍簡易検査

脾臓の腫瘍

犬、猫ともに7歳を過ぎますと人間の40歳を過ぎたことになり、徐々に疾病に罹患する率が増して参ります。
多くの病気は発病とともに動物は皆さんに不調を訴え、きづかせてくれますが、心臓病と腫瘍は、水面下で病気が進行し、動物が不調を訴えたときにすでに重病になっている場合が多くなっています。

本院では身体の触診、聴診、胸部・腹部エコー検査をセットにしました心臓病、腹部腫瘍簡易検査を7歳以上の犬猫の飼い主さんにお奨めしています。
検査でも病気のごく初期には見つける事はできませんが、少なくとも検査でみつかる程度まで進行した段階では治療を開始することができます。
当日は朝食を食べさせないでご来院ください。

中高年犬猫の甲状腺ホルモン検査

顔面神経麻痺による
「悲しげな表情」

最近中高年の犬猫に甲状腺の機能異常が原因となる疾患が増えています。

犬では、甲状腺ホルモンが減少して、脱毛・肥満・新陳代謝の低下や顔面神経麻痺等の神経系の異常が見られる甲状腺機能低下症が注目されています。

猫では、甲状腺ホルモンが増加して、体重減少・嘔吐・知覚過敏や食欲・飲水欲亢進がみられる甲状腺機能亢進症が同じく注目されています。

うえのような症状が気になるケースでは甲状腺ホルモン検査をお奨めしています。この検査は血液検査になります。

動物の健やかな生活をトータルでサポートするとともに、動物のケアを通して皆様の心を癒すための動物医療を目指しております。

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