『健康診断』どうしたらいいの?

2021/12/20

みなさん、愛猫の健康管理どうされていますか?
人はわずかな体の不調にも自分で気づいて病院を早めに受診することができますが、ネコちゃんは話せない上に本能的に不調を隠そうとするので、深刻な状態になるまでご家族が気づけないということも多いです。
ですので、そんな愛猫のために健康診断を行うことは病気の早期発見や未病対策となり、とても重要です

 

 

◇『健康診断』っていつするの?

では、『健康診断』っていつしたらいいのでしょうか?
人では毎年の健康診断が一般的になってきていて、厚生労働省が事業者に義務付けている一般健康診断は『雇い始めた時』と『1年に1回』で行うこととなっています。

 

ネコちゃんの場合は少なくとも6歳以下では1年に1回、7歳以上では1年に2回の健康診断が推奨されています
半年に1回と聞くと多いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ネコちゃんは人の4倍のスピードで歳をとると言われているので、急速に進む加齢にも対応するためには、これだけの頻度で行うことが重要です。
そして、
定期的に実施することでデータの変化に気づきやすくなるという利点もあります。

 

また、0歳の頃に健康診断を受けることも重要で、先天的な病気を見つけることができますし、健康な時のデータ(ベースライン)を知ることができます

 

 

◇『健康診断』ってどこまで調べるの?

では『健康診断』ってどこまで調べたらいいのでしょうか?
人では厚生労働省が具体的な項目を示していますが、動物では特に決まった項目はありません。
上記のようにネコちゃんは身体の異常を示しづらく、外見からは気づけない異常や血液検査だけでは分からない病気も多いことから、当院では問診、一般身体検査(視診、触診、聴診)に加え、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿検査、便検査、血圧測定をお勧めしています。

 

 

◇健康診断を推進する団体『Team HOPE』

全国の獣医師が集まって動物の予防医療を推進する『Team HOPE』という団体を作りました。当院もこれに参加し、予防医療の推進による病気の早期発見・早期治療の実現を目指しています。

 

Team HOPEでは、個々の動物病院ですでに行われてきた予防医療を、全国で統一化し実施していくことで、ご家族さまに来院のしやすさと受診のしやすさを提供し、1頭でも多くのペットの健康維持に寄与できるよう、啓発活動を行っています。
また、病気の早期発見のために健康診断の必要最低限の診断項目(問診、視診、触診、聴診、血液検査、尿検査、便検査、レントゲン検査)を設定しており、当院での健康診断もこの基準以上のものを推奨しています。

 

Team HOPEはホームページで予防医療に関する様々な情報を発信しており、健康診断の解説動画も用意されていますので、ぜひご覧ください。

Team HOPE:http://teamhope-f.jp/index.html

 

 

◇『アニマルドック』と『ウェルネスチェック』

人間が病気の予防や早期発見のために全身を対象に行う検査を『人間ドック』といいますね。
当院では、ネコちゃんのための高水準の健康診断として『アニマルドック』を実施しています。
当院のアニマルドックは多くのネコちゃんがいつまでも健康で元気に暮らして欲しいという想いから、通常料金から大幅に値下げした特別料金でご提供しています。
また、様々な飼い主様のご要望にお応えできるように3つのコースオプションをご用意しています。
詳しくは当院までお問い合わせください。

 

ネコちゃんと毎日一緒にいるから気づく変化もあれば、ずっと一緒だからこそ見落としてしまう変化もあります。 病気の芽を早めに摘み取るためにもその小さなサインを見逃さないことが重要です。
当院では、飼い主様だから気づけること、動物病院だから気づけることを共有することでワンちゃんの健康を確認しながら病気の早期発見を目指す『ウェルネスチェック』を常に実施しています。
チェックシートを用いた問診と一般身体検査で行う簡単な健康診断で、
ワクチンや爪切りなどで来院された健康なネコちゃんを対象に行っています。
また、このウェルネスチェックも半年に1回以上行うことをお勧めしており、ウェルネスチェックだけでの受診も歓迎です。

 

病気の早期発見・早期治療の実現を目指した『アニマルドック』と『ウェルネスチェック』によって、ネコちゃんとご家族の健康で元気な暮らしに少しでも貢献できれば幸いです。

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